2011年2月17日木曜日

モデルの軽量化 ( polyreduce.rb )

SketchUp に有機的なモデルを配置したいときに、どうしても容量が大きく動きも重くなってしまうので軽量化が必要になる場合があるが、それと相反して見た目が少々犠牲になってしまう。

基本的に SketchUp は、ラフな感じで造りマテリアルやテクスチャーを貼って表現するものだから、重いモデルには不向きなことは知っているが、そこは人間少し欲が出てついつい凝ってしまうものである。

フリーのプラグイン、 Whaat さん作『 polyreducer 0.1』を使えば、多少時間をかけながらやればそこそこのものは出来る。(これも同じかな?

Before は 1.53MB でエッジが 15964本 これを polyreduce 01.rb  で変形して、After で 412KB の 4650本に(約1/3)してみた。
まあまあな感じで変形されていると思う。

面を選択して右クリック → polyreduce → Percent Reduction(何%削減)の数値選択 → OK で左下のカウンターが終われば完了。
気がついた事。
①、面の閉じてないヶ所も選択すると、面が切れてしまうこともある。
②、あまり多くの面を選択すると、カウンターの数値がおかしくなったり出なかったりしてフリーズするので、PCのスペックも関係あるのかなぁ?
③、面が重なっているところは修正が必要なときがある。

 PoserJ7 のセーターを読み込んで軽量化してみた。
obj でインポートして、874KBでエッジが9671本、フェイスが6421面 を50%減で続けて3回繰り返してみた。
50%では、428KB ・4875本 ・3250面 ・時間が約4分半。 これをそのまま50%減にして。
25%では、217KB ・2433本 ・1622面 ・時間はほぼ2分。 またこれをそのまま50%減にして。
12.5%では、118KB ・1212本 ・808面 ・時間も半分の1分。 (時間はPCの構成で変わります)
すごい、完璧に半分になっている。 ・・・あたりまえか。
どれぐらいの数値にして使うかは、個人の判断にまかせます。

2 件のコメント:

  1. 以前、Poserからのインポート後の軽量化を試みたときに使用したPluginがコレでした!SUのバージョンアップとともに所在が分からなくなってしまって・・・。MakeHumanみたいな中ポリの軽量化には使えるPluginですね。いつもながらの丁寧な解説には驚かされます・・・見習わなければ。

    カニ型双腕機械の動画ありがとうございます!しょうも無い私のモデルですがこれからも弄ってやってください。

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  2. このプラグインも Meshlab の機能も一度使っては見たものの、その後使うこともなく忘れていました。
    久しぶりに脳の活性化ができ、ありがとうございました。

    まだまだ、家の周りには雪の山が高く積もっていますので、『 3D桜で醍醐の花見』の宴の時期が早く来ないかと思っています。

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