2012年6月28日木曜日

情けねえ

昨日の法案採決で、思った。
政治家と言う人や官僚と言う人達だけの物語なのか ・ ・ ・
民主主義とは ・ ・ ・ 
民意とは ・ ・ ・

まさに、時代を闊歩しているかのような作詞家の昔の歌に、今の現状が歌われていた事を思い出しました。

 『 ・ ・ ・ 人生の傍観者たちを 俺は許さないだろう ・ ・ ・ 』

 『 ・ ・ ・ 今振り上げたこぶしは 芝居じみた正義さ ・ ・ ・ 』

 『ウオウオウオウオ この国を  ウオウオウオウオ おちょくるな 』

2012年6月23日土曜日

AKB48- ブッドウ_3

第3話を貼ります。
第1部『プロローグ』はこれで終了です。
本当は、歓喜天(松井J)・弁財天(松井R)・韋駄天(指原)の絡みを3話の最後に付けて終わろうと思っていたのですが、色々あったのでストーリ変更を考えていたら、上手くいかなかったので第2部で書こうと思い、とりあえずここで ひとまとめにしました。


第3話:「神七人」
3-1
大日如来(高み):「いや いや いや いや いゃーーー! んーー今日もいい天気だゎー」
梵天(板野)    :「何言ってんの大日、この天界は未来永劫、天気と言うより時空間を含め全て変わり無い事くらいあな
            たも知ってるでしょ!」
大日如来(高み):「いやーだから気分だけでも変えてみようかと思ったんだけど、やっぱりそこ突っ込んで来る?」
梵天(板野)    :「気分だけって、ハァーー」
大日如来(高み):「変化が無いと言うことは、この世が安泰の証拠、それは我々にとって非常に嬉しいことで下界の多く
            の人々が信仰してくれている証だからね、んー最高!」
梵天(板野)    :「確かに安心してここで長い間暮らせているからね」
大日如来(高み):「アレは八千年前だったっけ、阿修羅王(梅田)が帝釈天(宮澤)に戦いを挑んだのは、あの時は須
                      弥山の門番の四天王を破ってあわや須弥山を奪われるかと思ったけど、十二神将(SKE48)や二十八
                      部衆(NMB48)の助けもあって何とか阿修羅王を打ち負かせたんだよね」
梵天(板野)    :「そう、あれはマジでやばかったよねー、帝釈天に須弥山を任せたのは私だから負けたらどうしようか
           と思って、イタノ!」
大日如来(高み):「まぁそれから阿修羅王がアンダーになってくれたから、平穏な日々が続いてる訳だし、こうやって美
           味しいカツ丼を毎日食べれる事に感謝しないといけないねぇ」
梵天(板野)    :「そこ、スルー?? でっ、大日あなた、毎日下界に降りてお供え物のカツ丼食べて イタノ?」
大日如来(高み):「一度食べてみたら『マジかー! 何じゃこりゃーー!!』ってなって、これが病みつきなっちゃった
           んだよね、みんなには内緒だよ!」
梵天(板野)    :「また、スルー?? ふ-ん、それで最近お腹周りの肉を気にしていた訳? てか、その髪の毛どうし
           ちゃったの?」
大日如来(高み):「あっ、これ? 判る?」
梵天(板野)    :「それって肉髻(にっけい)じゃなく・・・チリ・チリ・パーマ?」
大日如来(高み):「いやー、それが昨日カツ丼を食べに行った時に、美味しさのあまり体をのけぞったらロウソクの炎が
           髪の毛に燃え移っちゃって、全面チリチリ状態になっちゃった訳! いやーー死ぬかと思ったよ」
梵天(板野)    :「あのぅー、私たち、死なないし!! 知っているでしょ!」
大日如来(高み):「見た目は肉髻と大して変わりないから、判らないと思っていたけどばれたか、いやーー」
梵天(板野)    :「誰が見たって判るでしょ、そんなおっちょこちょいなアナタが如来の最高位にいるのが不思議でなら
           ないし、毎日下界に行ってることがばれれば大日如来の位を降格されちゃうよ!」
大日如来(高み):「マジかー! いやー、そこんとこは、大目に見てくれないかなー、お願い!」
梵天(板野)    :「あたしは天の位だからこれ以上言えないけど、阿弥陀如来(大島)や釈迦如来(渡辺ま)、薬師如来
         (柏木)がどう言うかは分からないよー、それに観音菩薩(篠田)や弥勒菩薩(小嶋)も黙ってはいな
           いでしょう!」
大日如来(高み):「ふぇーーェ、やばいなーー」
梵天(板野)    :「えっ? 何? キャーー」
         ヒューーーーーー!!!
         (一陣の風が埃を舞い上げ、すばやい速さで通り過ぎて行った、汚れを気にしている梵天とは対照的にオ
           シャレには無頓着な大日如来はそれが何か見えたようだ)
大日如来(高み):「あれ? 韋駄天(指原)か・・・何処行くんだろう?」

3-2
阿弥陀如来(大島):「イヤーー! ハァーーー!! ハァーーーーー!!!」
釈迦如来(渡辺ま):「ヤびゃー! すごい! こんなの初めて!」
阿弥陀如来(大島):「ハァ、ハァ、ハァー」
釈迦如来(渡辺ま):「今、髪の毛が玉虫色になってましたよ、すごいですー」
阿弥陀如来(大島):「ハッ、ハァ、フゥーーー」
釈迦如来(渡辺ま):「それが、あの伝説の”スーパー如来”なんですね!」
阿弥陀如来(大島):「いやー、疲れたー、これやっちゃうと POWER が五割くらい増加するんだけどあんまり
            長続きしないし、変身が解けちゃうと POWER の回復に時間が掛かるからね、ハァ、
            過呼吸になっちゃいそう、フゥー」
釈迦如来(渡辺ま):「えぇ! 第一段階の”スーパー如来”を習得しちゃったんだー、いいなー」
薬師如来(柏木)  :「あら、あら、釈迦ったら何をスネているの」
釈迦如来(渡辺ま):「だって、阿弥陀が《仏の第一段階》の変身をやるんだもーん」
薬師如来(柏木)  :「まーぁ、それは凄いですね、流石は天界一位の阿弥陀さんですねぇ」
阿弥陀如来(大島):「いやー、訓練すれば釈迦だって直ぐ出来るようになるよ」
釈迦如来(渡辺ま):「本当っ?」
薬師如来(柏木)  :「そうね、釈迦ならそろそろ第一段階なら習得できるんじゃない」
釈迦如来(渡辺ま):「本当、本当に?」
薬師如来(柏木)  :「私たち如来が、《仏》になるには三段階の変身を習得しなければなれないと言われているから、
            釈迦も上を目指すなら始めちゃいなさいよ!」
釈迦如来(渡辺ま):「よっしゃ行くぞー! ファイヤー! サイバー! ジャージャー!」
阿弥陀如来(大島):「あっその時にね、足の開きはちょうど肩幅位で、お尻をプリンと上げて腕は下からすくい上げる
            ようにすると綺麗に決まるよ」
釈迦如来(渡辺ま):「こぅ、こうですか?」
阿弥陀如来(大島):「そうそう、うまいうまい、いいねぇー、やっぱり釈迦のお尻は、最高っ!」
薬師如来(柏木)  :「またー、阿弥陀さんの目線がオヤジになっていますよー」
阿弥陀如来(大島):「目線に関しては薬師には敵わないよ、あの片目を瞑るやつ、何だっけ『宇殷玖(ウインク)』か
            、下界の皆はあれでイチコロになっちゃうからなぁー」
薬師如来(柏木)  :「イヤ! イヤ! イヤッ! 意味が全然違うから!」
          (あいも変わらずアクションの大きい薬師如来である)
阿弥陀如来(大島):「よーし釈迦、そこで一気に POWER を放出して!」
釈迦如来(渡辺ま):「ァィヤーーーー!!!」
阿弥陀如来(大島):「もう少し、もう少し!」
釈迦如来(渡辺ま):「ィヤー ー ー ー ・ ・ ・ ヤびゃーーこれが限界! もうダメ!」
阿弥陀如来(大島):「あー、惜しかったな! もうちょっとだったのに」
釈迦如来(渡辺ま):「フェーー、疲れたーーーよぉ」
薬師如来(柏木)  :「釈迦、大丈夫? お薬作ってあげようか?」
釈迦如来(渡辺ま):「お薬、『頂麻友癒』(いただきまゆゆ)」
薬師如来(柏木)  :「ハイハイ、ちょっと待っててね」
           (薬師如来の作った薬をもらって飲んだ釈迦如来は直ぐにPOWERを回復したようだ)
釈迦如来(渡辺ま):「すごーい! やっぱっ、薬師の作る薬って効き目が速ーーい!!」
薬師如来(柏木)  :「ありがとーーぅ、褒められるとうれしいなぁ、ルンルンルン」
阿弥陀如来(大島):「でも、コツは掴んだんじゃないの」
釈迦如来(渡辺ま):「何となくだけど、また練習すれば近いうちに出来るような気がして来たから私、『頑張り麻友癒』」
阿弥陀如来(大島):「こいつー!」
           (何となく、釈迦を阿弥陀と薬師が取り合いをしているようにも見えてきた、そんな阿弥陀の右手が
           釈迦のお尻を触っているようにも見える)

3-3
弥勒菩薩(小嶋):「ちょっと、やーだ、観音(篠田)ったら、くすぐったいよー」
観音菩薩(篠田):「コチョコチョ、グリグリ、まいったか! こんニャロめ!」
弥勒菩薩(小嶋):「エーーン、ご免なさい、参りました!」
観音菩薩(篠田):「よっしゃ! これで私の五連勝!」
弥勒菩薩(小嶋):「アーン、また負けちゃったー」
観音菩薩(篠田):「ニャロは弱いんだよ」
弥勒菩薩(小嶋):「もうやだー、やーめた!」
観音菩薩(篠田):「ハイこれで”じゃんけん”と”くすぐりっこ”は私の勝ちと決まりました!」
         (思うように勝てない弥勒菩薩は話を観音菩薩の衣装にすり替えた)
弥勒菩薩(小嶋):「ねえねぇ! その天衣すごくカワイイんだけど、何処で手に入れたの、それに腕輪やネックレスも
          綺麗だし、私も欲しいなぁ」
観音菩薩(篠田):「内緒だよ! 実はこれ、下界で買ってきちゃった」
弥勒菩薩(小嶋):「えーん、下界に行ったのぉ、私も行ってみたいよぉー」
観音菩薩(篠田):「ごめんね、ニャロは下界に行けないんだもんね」
弥勒菩薩(小嶋):「そうだよ、私はこの兜率天で瞑想しながら五十六億七千万年後にこの世を救済しなくちゃいけない
           から、それまで下界に行けないんだから!」
観音菩薩(篠田):「そうだったよね、メンゴ!メンゴ!」
弥勒菩薩(小嶋):「でもそのアクセサリー高かったでしょう?」
観音菩薩(篠田):「あははっ、そこはこの観音の”力”の見せ所でしょう」
弥勒菩薩(小嶋):「えーー、まさかそこで”力”を使っちゃったのー? ばれても知らないよ!」
観音菩薩(篠田):「ほら、最近下界も不景気でお賽銭も少ないし、如何しても欲しいものもあったからついつい、ちょ
           っとやっちゃった」
弥勒菩薩(小嶋):「まさか本当に”変化”したの?」
観音菩薩(篠田):「たまたま下界に降りた時に、お馬さん達が走っているのが見えて『何やっているんだろう』と思っ
           たら、速い順に番号を当てるとお金が増えることが分かったから、ついつい馬頭観音に変化して
           みたら走る馬達の体調がよく分かって、その調子の良い番号から三つ並べて買ったら、これが大
           当たりの”万馬券”になって一瞬にしてセレブの生活になっちゃた」
弥勒菩薩(小嶋):「すごーい!」
観音菩薩(篠田):「これで好きなものが買えると思いお店に入ったら、たまたまセールでいっぱい良いものが売ってい
           たんだけど『お一人様二点限り』って書いてあったんだけど、周りは人でいっぱいだったから今
           度は千手観音に”変化”して、隙間から手だけを出して欲しいもを選んで、いっぱい買っちゃっ
           た! さすがにお店を出るときにばれるかなと思ったから、直ぐ ドロン しちゃった」
弥勒菩薩(小嶋):「あー、観音菩薩がそんな罰当たりな事をしちゃダメだよぉー」
観音菩薩(篠田):「だから、この 巻布 をあげるから内緒にしておいて、お願いっ!ニャロ様!弥勒菩薩様!お代官様
           !助けて下さいませ!」
弥勒菩薩(小嶋):「ふっふっふっ、越後屋、お主も悪じゃのう!」
観音菩薩(篠田):「いえいえ、お代官様にはとてもとても敵いませんです、ハイ」
弥勒菩薩(小嶋):「はっはっはっはっハァ!」
観音菩薩(篠田):「はっはっはっはっハァ!」
        (二人は時代劇にはまったかのように、声高らかに笑っている)
弥勒菩薩(小嶋):「ところで前から聞こうと思っていたんだけど、何で観音は私のこと『ニャロ』って呼ぶの?」
観音菩薩(篠田):「あれ、前に言わなかったっけ? 弥勒菩薩=みろく→ミリョク→ニャリョク→ニャリョ→ニャロ 
           になったんだよ」
弥勒菩薩(小嶋):「えーー、そうだったんだ知らなかった」
観音菩薩(篠田):「何回か言った記憶があるんだけど・・・」
弥勒菩薩(小嶋):「ねぇねぇ、ちょと疲れちゃったから、弥勒のオカリナが聞きたくなっちゃた」
観音菩薩(篠田):「お客さん、お値段高いですよー、この音色を聞けばアッという間に瞑想にふけれますし、なにしろ
           飛んでる小鳥が音を聞いただけで パタッ と落ちてしまいますから、よろしいですか」
弥勒菩薩(小嶋):「はい、お願いします」
        (観音菩薩は取り出したオカリナを吹き始めた、心地よい音が弥勒菩薩の心を静め徐々に瞑想に入って
          いった)
天神(仁藤)  :「すいませーーーん! 誰かいますかぁーーー!」
        (その大きな声に驚いた弥勒菩薩は目を覚まし、観音菩薩はオカリナを吹くのを止めてしまった)
弥勒菩薩(小嶋):「誰ー?」
天神(仁藤)  :「お久しぶりです、天神(仁藤)です、書き換えた看板をお持ちしました」
弥勒菩薩(小嶋):「あーー! 天神さんだ! 一千年振りだ! 元気だった?」
天神(仁藤)  :「はい、有難うございます、おかげ様で元気でやっていました」
弥勒菩薩(小嶋):「昔はよく須弥山で一万メートルのバンジーをやっていたよね」
天神(仁藤)  :「そんな昔の事をよく覚えていましたね、私はすっかり忘れていましたよ」
弥勒菩薩(小嶋):「ほら、増長天(峯岸)や韋駄天(指原)が『飛べなーい』って、よく泣いていたよね まあ最後に
           は増長天は飛んだけど、実は お漏らし しちゃってたよね」
天神(仁藤)  :「あー、『内緒だよ!』って、言ってましたね」
弥勒菩薩(小嶋):「でも最後まで韋駄天は飛ばなかったもんね、あの閻魔大王(野呂)でさえ飛んだのに、そうそう、
           そのときの閻魔ったら体重をサバ読んで申告するからロープが伸びて海の中に頭が浸かって海水
           を飲んで『何で? 何でアタシだけ??』って叫んでいたよね、あれは最高に笑っちゃった」
観音菩薩(篠田):「あれねー、あれはもう伝説だよね!」
弥勒菩薩(小嶋):「じゃ、今、舎殿の看板外してくるね、ちょっと待っててね」
         (弥勒菩薩が看板を外している間に、天神が新しい看板を持って来た)
弥勒菩薩(小嶋):「よいしょ、じゃぁこれ古い看板」
天神(仁藤)  :「あっ、有難うございます、頂きます、こちらが新しい看板になります」
弥勒菩薩(小嶋):「わーい、新しい看板だ!・・・ん・・ん・ん? 何か違っていない?」
観音菩薩(篠田):「えっ? えー? これ、”舎殿”が”殿舎”になってるジャン!」
天神(仁藤)  :「えっ? 本当ですか? 間違っていました? 申し訳ありません」
観音菩薩(篠田):「何やってんの! 間違いなんてありえないでしょう!」
天神(仁藤)  :「どうもすみません、直ぐ書き直して来ます」
観音菩薩(篠田):「書き直して来るったって、あなたの足じゃ早くても数ヶ月かかるでしょっ!  ニャロはもう看板外
           しちゃったし、このまま看板が無いなんて出来る訳ないでしょ! マジあり得ない!」
         (天界では一千年おきに看板の掛け替えが行われる、その文字を書くのが天神である、但し一度外した
          看板は再度掛ける事は出来ないとされている)
観音菩薩(篠田):「どうすんの!」
天神(仁藤)  :「ぇ・・・・・・」
観音菩薩(篠田):「何とか言いなさいよ!」
天神(仁藤)  :「・・・・・・・」
         (何故か普段の観音菩薩からは考えられないような形相で天神を睨みつけている、その右手には”力”
          で出した竹刀が握られている)
弥勒菩薩(小嶋):「ねえー観音、天神さんだってわざと間違えたんじゃ無いんだから、そんなに怒らないでいーよ、
          それよりこっちの方が今までより”語呂”が良いよ、ほら読んで! 私、これ気に入っちゃった!」
観音菩薩(篠田):「えっ、【智 殷 稚 允 殿 舎】?(ち・いん・ち・いん・でん・しゃ)」
弥勒菩薩(小嶋):「発音がちょっと違うよ、こう読んで!」
         (弥勒菩薩は大きな声で、叫んだ!)
弥勒菩薩(小嶋):「『チンチン電車ーーー!』  \(бвб)/」
観音菩薩(篠田):「・・・だめだこりゃ!」


                 第1部 『プロローグ』 完   

第2部がいつになるかは、未定です。

2012年6月22日金曜日

AKB48-ブッドウ_2

本日は 2話目 を貼ります。

第2話:「須弥山への墓標」
2-1
不動明王(秋元):「なっ、なんだと! 尼民達羅山の金剛夜叉明王(増田)が敗れたと!!」
伝令(市川)  :「そぉ、そぉなんでしゅ、仁王の阿形(秦)と吽形(高柳)の姉妹は今はそれぞれ分かれて像耳山と馬耳
                    山を攻めているそぉうですぅ」
不動明王(秋元):「そうか、像耳山と馬耳山も落ちるのも直ぐだろう、あそこにはまともな守備隊は最初から置いておかな
                    かったからな」
伝令(市川)  :「えぇー、そぉなんでしゅか、そぉしゅたら直ゅぐに善見山の孔雀明王(島崎)に連絡を入れないと・・・
                      ですぅ」
不動明王(秋元):「心配は要らない! あそこの伝令(仲川)は常に走り回っていないと死んでしまいそうになる奴だから
                    状況はもう伝わっているはずなんだが、いかんせん孔雀明王は何でもそこそこ綺麗にこなすんだけど、
                    基本『ぽんこつ』だから作戦が上手く立てられるといいのだがなぁ・・」
伝令(市川)  :「ふえぇー、明王様なのに『ぽんこつ』なんですぅかぁ・・・」
不動明王(秋元):「しかし、なぜ金剛夜叉明王が敗れたんだろう?我々明王は普段の POWER は 15000前後だけど、
                    いざとなれば40000位は出せるのに・・」
伝令(市川)  :「あぁ、言い忘れてますぃた、仁王の阿形と吽形は合体すぃてますぃたぁー、すぃますぇんー」
不動明王(秋元):「それを早く言え! やはりそうか、合体すれば”金剛力士”となり、鋼の体になってしまうから倒すの
                    は無理に近いか・・・でも」
伝令(市川)  :「・・・でもぉ?」
不動明王(秋元):「いやただ、合体すればほぼ無敵にはなるが、何回もやっていると基本の POWER が減ってしまうから
                    いずれは合体すら出来なくなってしまうのに、合体してまでも全力で金剛夜叉明王を倒さなければなら
                    なかった理由は何なんだろう???」
伝令(市川)  :「んー、んー、何なんですぃょうかねぇ・・・」
伝令(小森)  :「た、たいへんでーーーーーーーーーーーー す !!!!!!!!!!!!!!」
不動明王(秋元):「今度はいったい何だ?」
伝令(小森)  :「尼民達羅山に十二神将のうち六部隊がじょうりくしようとしていまーーす!!!」
不動明王(秋元):「なっ、なんだと! 本当か?」
伝令(小森)  :「はい、真達羅大将(大矢)はじめ、伐折羅大将(矢神)、因達羅大将(須田)、摩虎羅大将(古川)、
                    迷企羅大将(木崎)、宮毘羅大将(小木曽)の六名がはんきをひるがえし、それぞれの部隊がじゅんじ
                    尼民達羅山にじょうりくをかいししたもようです」
不動明王(秋元):「しかしお前の言うことは反対の事が多いから信用もなぁ??」
伝令(小森)  :「いえ、これは本当ですって! ほんとうの話ですって! いまごろ、上陸が完了して金剛夜叉明王はと
                    らえられ、あんな事やこんな事されて、いまごろは・・・よ・ろ・こ・・・いや、いじめられているか
                    と思います」
不動明王(秋元):「しかし、名だたる武将が何故? 何故反旗を翻す?まさか?・・・そうか!分かった!分かったぞ!」
伝令(市川)  :「うわぁー、さすぅがは不動明王様ですぅー、すぅごいですぅーって、何が分かったんですぅか?」
不動明王(秋元):「一応、確認のために伝令(市川)須弥山の様子を見に行って来てくれないか」
伝令(市川)  :「はぁい、分かりますぃた、須弥山の様子を見に行って気まーしゅ」
不動明王(秋元):「しかし、お前の喋りの”サ行”は如何にかならないのか?」
伝令(市川)  :「うわぁー、しゃすぅがは不動明王様ですぅー、すぃごいですぅー、やっぱり分かりますぅかー」
不動明王(秋元):「・・・たのむ、もう、いいから早く行って来てくれ」
伝令(市川)  :「了解ですぅー」
伝令(小森)  :「頭、痛っ!!  そうだ、伝令(小森)お前も檐木山の大威徳明王(倉持)の所まで行ってくれないか
                    、おそらく善見山の孔雀明王は長くは持たないだろうから、そうすれば次は檐木山に来るから『準備を
                    怠るな』と伝えてほしい・・・」
伝令(小森)  :「大盛り! ちゅうもり! 私は・・・小森!」
不動明王(秋元):「ハァーー、しかしおまえさんの話には漢字が少ないなぁ、もう少し勉強して覚えたらどうだ?」
伝令(小森)  :「んーなやむぅ! 3時のおやつは何にしようかな?  あれもいいけどこれもすてがたいし、でもカロ
                    リーが・・・えっ? あっ! ハイ、完了です! じゃなくて了解!です」
不動明王(秋元):「ぅわーーー、やっぱこいつも・・・ 頭、痛っ!!」

2-2
孔雀明王(島崎):「あーん、どうしよう、どうしたらいいの? 仁王の阿形(秦)と吽形(高柳)が強すぎるよぉー、あん
                    なのに勝てるわけないよぉ・・・・・」
戦闘隊長(島田):「孔雀明王、作戦をお聞かせ下さい、どのようにいたしましょう」
孔雀明王(島崎):「・・・」
戦闘隊長(島田):「んっ・・・孔雀明王?」
孔雀明王(島崎):「・・・・・・・」
戦闘隊長(島田):「・・・孔雀明王?」
孔雀明王(島崎):「・・・・・・・・・・・」
戦闘隊長(島田):「・孔雀明王?」
孔雀明王(島崎):「・・・・・・・・・・・・・・・」
戦闘隊長(島田):「くっーー、孔ー雀ー明ー王っーーーー!!!」
孔雀明王(島崎):「パッ、パスです、はいパス! パーース!」
戦闘隊長(島田):「パス? パ・ス・で・す・か? おふざけはその辺でお止め下さい、伝令(仲川)の話ではもうすでに
                    仁王の吽形は我らの善見山に上陸したそうです、また仁王の阿形も像耳山を平らげて何時ものセリフを
                    を残しこちらに向かったと言う話しです」
孔雀明王(島崎):「エっ、仁王の阿形のセリフって『死ねばいい!』でしょう、ウゎーー悪魔の囁きやー、きーもーぃー!」
戦闘隊長(島田):「悪魔のさ・さ・や・き、って・・・アンタ! 悪魔より強い明王でしょっ!」
孔雀明王(島崎):「だーって、あのセリフを言ってるときの仁王の阿形の顔見たことある? すごく怖い顔だよー、あれを
                    見たらビビって動けなくなるよ!」
戦闘隊長(島田):「はい! ハイ! はい! ハイ! 取りあえず”篭城”にしておきますか?」
孔雀明王(島崎):「えー、あんまり”篭城”は好きじゃなーい、ぎゅうぎゅう詰めって、おしくら饅頭みたいで息が苦しそ
                    う!」
戦闘隊長(島田):「それでしたら、城を出て”野戦”を仕掛けますか?」
孔雀明王(島崎):「エー、お外で暴れたら 制服 が汚れちゃうから、ちょっとねーー!」
戦闘隊長(島田):「みーょーうーおーうー!!!!!」
                       (戦闘隊長の顔が真っ赤になっている)
孔雀明王(島崎):「ねぇ! ねぇ! アレっ、使っちゃおっ?」
戦闘隊長(島田):「アレって、まさかの・ア・レ・・ですか???」
孔雀明王(島崎):「そぉー、伝家の宝刀『大家チャーンス』!」
戦闘隊長(島田):「いやー それはー あまりお勧めしませんが・・・(せっぱ詰まったときに当たるか当たらないかが半
                    々の確率じゃぁーなぁ、正直やめくれー)」
孔雀明王(島崎):「誰か! 軍師(大家)殿を呼んで!」
                       (軍師が呼ばれてやって来た)
軍師(大家)  :「明王様、お呼びでしょうか?」
孔雀明王(島崎):「軍師殿、こちらへ速く、速くっ!」
                      (軍師は何故か立ち止まって、自己紹介を始めてしまった)
軍師(大家)  :「呼ばれて、飛び出て、ジャジャジャジャーン! 迷ったときにはいつでも呼んで、どんな難しい相談で
                    も『出来ませんは、言いません、必ず結果を出します!』あなたもピンチをチャンスに変える『大家チ
                    ャーーーンス!』を使ってね!」
孔雀明王(島崎):「あちゃー、やっちゃった!」
戦闘隊長(島田):「・・・(ハァー)・・・」
軍師(大家)  :「でっ、何の御用でしょうか?」
孔雀明王(島崎):「何の御用って・・説明を・・かってに・・自己・・紹介・・・」
戦闘隊長(島田):「明王、ここは私が単刀直入に申しますので!」
(戦闘隊長は軍師に近寄って現状を説明した)
軍師(大家)  :「ハッ! ハッ! ハッ! ハッ! 波ーーーっ!」
                     (何故か、”かめはめ波”のポーズを決めている)
孔雀明王(島崎):「・・・(怖くて狂っちゃったかな?)」
軍師(大家)  :「明王様、ご心配には及びません、この戦!敗れることは無いですからご心配なく」
孔雀明王(島崎):「はぁー、よかった!」
戦闘隊長(島田):「本当っ! でも、勝つ とは言ってないから、どういうことなんですか?」
軍師(大家)  :「ご存知のように、仁王は合体させなければ、一人では孔雀明王と同等ぐらいの POWER です、ですから
                    城を打って出て妹の吽形を先に叩く事をお勧めします、消耗戦になると思いますのでここで如何に兵士
                    を減らさないかがカギになってくるでしょう」
孔雀明王(島崎):「ぅん、ぅん」
軍師(大家)  :「そこで、この作戦『KⅡ』を発動します」
戦闘隊長(島田):「作戦『KⅡ』?」
軍師(大家)  :「あっ、それは・・モゴモゴのモゴでモゴモゴをモゴって・・すると・・モギャ!」
孔雀明王(島崎):「本当に?」
戦闘隊長(島田):「いや、いや、案外ありうるかもしれませんね!」
軍師(大家)  :「でしょっ!」
孔雀明王(島崎):「でも、姉の仁王の阿形はどうするの? そろそろ上陸している頃じゃないの? 合体でもされたら絶対
                    にかなわないよ!」
伝令(仲川)  :「キーーーン、ただ今戻りました、仁王の阿形は上陸を始めました、ブーーーン」
       (足を止めることを知らない伝令は、報告をするとまた飛び出していった)
孔雀明王(島崎):「とうとう来たか!」
軍師(大家)  :「ご心配は要りません、必勝作戦『TJ』を既に発動致しておきました」
戦闘隊長(島田):「必勝作戦『TJ』?」
軍師(大家)  :「明王様のある物と昨年の『第2011回 善見山スーパートライアスロン大会』の会場を借りています」
孔雀明王(島崎):「ある物・・・? と トライアスロン会場・・??」
軍師(大家)  :「ハイ!これでおそらく仁王の阿形は動けなくなるはずですから、対等の戦いが出来るかと思います」
孔雀明王(島崎):「意味はよく分からないけど、いけそうな気がする! 戦闘隊長!」
戦闘隊長(島田):「はいっ! ここに」
孔雀明王(島崎):「出陣しよっ!」
戦闘隊長(島田):「はいっ! (今回の『大家チャーンス』って大当たりかな!)」
                   (孔雀明王軍は城を打って出て、仁王の吽形の陣へと駒を進めて行った)

2-3
伝令(小森)        :「ギャーーー!!! やめてーーくーだーさーいーーー!!!」
大威徳明王(倉持)  :「むにゃむにゃ、くしゃくしゃ、かみかみ」
伝令(小森)        :「不動明王(秋元)の伝言はお伝えしたので、帰りますから放してくださーーーい」
大威徳明王(倉持)  :「ぱくぱく、ぺろぺろ、ぷるぷる」
伝令(小森)        :「いやーーー!!! 気持ち悪いーーー!!! 助けてーーー!!!」
降三世明王(佐藤亜):「あぁー、また、耳を弄んでいるっ!」
大威徳明王(倉持)  :「あれっ、降三世、だって、やめられないよー、若い娘の耳は! ペロっ!」
降三世明王(佐藤亜):「あのねっ! アタシの耳が肩まで下がっているのはアンタのせいだからね、おかげでお気に入り
              のピアスも付けれなくなっちゃうし、どうすんのよ」
大威徳明王(倉持)  :「あーー、それはメンゴ! だって、降三世の耳って本当に最高だよ!」
大威徳明王(倉持)  :「いかんせん、そう言ってアタシをその気にさせるんだから、アンタは!」
伝令(小森)        :「いまだっ!」
                    (伝令は大威徳明王がちょっと気を許した瞬間に、うまく手を振りほどいて走り去って行った)
大威徳明王(倉持)  :「あーーーん、おやつが・・・逃げてゆくー」
降三世明王(佐藤亜):「もーまったく、アンタって! ところで伝令って何を言ってたの?」
大威徳明王(倉持)  :「んー、仁王が攻めて来るとか十二神将の誰かが反旗を翻したとか言ってた」
降三世明王(佐藤亜):「えー、それって かなり ヤバイ じゃん!!」
大威徳明王(倉持)  :「そんなことより、『降三世のお耳かじり隊7』なんちゃって!」
                      (伝令に逃げられた大威徳明王は降三世明王の耳に飛びついて来た)
降三世明王(佐藤亜):「ちょっちょっ、ちょっと、いやだ! 不動明王から伝令が来るって事は戦いが近いって事じゃな
                いの?」
大威徳明王(倉持)  :「うん、孔雀明王(島崎)の善見山に上陸したって言ってた」
降三世明王(佐藤亜):「ええっーー!! 善見山まで来ていたの!! 『ぽんこつ』明王じゃ・・そんなの仁王姉妹が
               相手なら負けが決まったようなもんでしょ! 急いで帰って戦いの準備をしなくっちゃアタシ
               もやばいよ!」
大威徳明王(倉持)  :「エェーー? そんなこと言わないでもう少し遊んでよーぉー」
降三世明王(佐藤亜):「離してー! もしアタシが負けたら次はアンタよ、分かるでしょう!!」
大威徳明王(倉持)  :「一人ぼっちは、いやだーぁーー」
               (降三世明王は大威徳明王の手を振り払い持軸山へと帰った、大威徳明王の背中が寂しそうに見えた)

2012年6月21日木曜日

AKB48-ブッドウ_1

AKB48
『 仏への道(ブッドウ)』


※ この物語はフィクションであり、作者の妄想の世界の話です
作中でメンバーのイメージを崩す可能性がありますのでご了承下さい
なお、神様仏様を揶揄するものでは決してありません
あくまでも作者のイメージでキャラを設定をしました



                                                  設   定

                              守   備           場   所        攻   撃             POWER   
           
 0   前田敦子         釈 迦               仏                        ∞
   
 1    大島優子    阿弥陀如来         ↑                                    108,837
 2    渡辺麻友         釈迦如来         神ノ域                                  72,574
 3    柏木由紀         薬師如来        (天界)                                  71,076
 4    指原莉乃                                  ↓            韋駄天                67,339
 5    篠田麻里子      観音菩薩            ↓                                      67,017
 6    高橋みなみ      大日如来            ↓                                      65,480
 7    小嶋陽菜         弥勒菩薩            ↓                                      54,483
 8    板野友美           梵 天              ↓                                 50,483
 9    松井珠理奈                               ↓         歓喜天(聖天)         45,747
10    松井玲奈                                  ↓            弁財天              42,030

11    宮澤佐江          帝釈天             ↑                                 40,261
12    河西智美        広目天  西       須弥山                                 27,005
13    北原里英        多聞天 北          ↓                                      26,531
14    峯岸みなみ     増長天 南          ↓                                      26,038
15    横山由衣        持国天 東          ↓                                      25,541
16    梅田彩佳                                 ↓            阿修羅               24,522
17    高城亜樹          吉祥天              ↓                                 23,083
18    山本彩                               ↓           鬼子母神               23,020
19    渡辺美優紀                              ↓           摩利支天              19,159


20    秋元才加          不動明王        持双山                                  19,121
21    佐藤亜美菜      降三世明王      持軸山                                  17,009
22    倉持明日香      大威徳明王      檐木山                                  14,852
23    島崎遥香          孔雀明王        善見山                                   14,633
24    高柳明音                               馬耳山       仁王 吽形            14,111
25    秦佐和子                               像耳山       仁王 阿形            13,920
26    増田友華       金剛夜叉明王   尼民達羅山                               13,166
27    大矢真那                                 ↑            真達羅大将            12,142
28    矢神久美                                 ↑            伐折羅大将            11,712
29    須田亜香里                              ↑            因達羅大将            11,179
31    木崎ゆりあ                               ↑            迷企羅大将            10,554
32    小木曽汐莉                              ↑            宮毘羅大将              9,596


ストーリー
第1部 『プロローグ』
第1話:「須弥山の攻防」
1-1
増長天(峯岸):「ねぇ、ねぇ、聞いた?」
持国天(横山):「何ですかぁ?」
増長天(峯岸):「鬼子母神(山本)と摩利支天(渡辺美)が反旗を翻したって言う、う・わ・さ」
持国天(横山):「あーそれって、観音(篠田)さんが『挑戦いつでも待ってます』的な事を言ったからですかねぇ?」
増長天(峯岸):「確かに私たちも須弥山の門を守って結構経っているけど、いままでこれと言って問題も無かったので割
          りの良い仕事だったのに、久しぶりに汗をかくのもあんまりねェ・・・、確かに《神ノ域》の如来や
          菩薩にしてみれば体もなまってしょうがないかもしれないけど現場はそうでもないんだけどねェ・」
持国天(横山):「あー、それでさっき、吉祥天(高城)さんが須弥山を下って行ったんですかねぇ?」
増長天(峯岸):「どうかな? 吉祥天はちょっと天然なところがあるから戦いと言うよりは、趣味の【石集め】に行った
          んじゃないのー、この間会ったときに『須弥山の石は全て集まったよぉ』的なこと言ってから他の所
          に探しに行ったんじゃないのかな?」
持国天(横山):「えぇー、それってまずいんじゃないんですか? もし何かあったら大変なことになりませんかぁ?」
増長天(峯岸):「実は私もそれをちょっと心配してるんだよね、広目天(河西)はフェロモン全開で『お勉強しましょ』
          ってやっているから体調不良で時々ダウンするし、多聞天北原)は多聞天でしょっちゅう越後の国の
          上杉謙信と会っているみたいだし、この前も『謙信君たら、私のこと”毘沙門天”て呼んでくれるの
          ー!』って喜んでいたし・・・でもここはショキメンの私が『それはいくない!両思いは禁止だから
          !』って、釘を刺しておいたから大丈夫だと思うんだけど、ただ多聞天はお菓子に弱いからなー」
       ヒューーーー  (雲の隙間から軍隊が移動している様子が見えたようだ)
持国天(横山):「あっ、あれって阿修羅王さんですよね? 須弥山の頂上に行っちゃいましたよ、何かやばい展開になる
          んですかねぇ?」
増長天(峯岸):「不吉な予感がするから、韋駄天(指原)に探ってもらうわ、『韋駄天! いーだーてーーん!!』(何
          時もなら直ぐに飛んでくる韋駄天だが返事が無い) もう、まったく何処行ったんだろう、肝心なと
          きに役に立たないんだから、だから”ヘタレ”って言われるんだよ」
       (門の前で誰かが呼んでいるようだ)
天神(仁藤)  :「すいませーん! 誰かいませんかー?」
持国天(横山):「はーい!」
天神(仁藤)  :「あっ、持国天さん」
持国天(横山):「天神さーん、お久しぶりですぅ、一千年ぶりですか?」
天神(仁藤)  :「どーも、お久しぶりです、頼まれていた【看板】をお持ちしました」
持国天(横山):「あー、あの門の前に掛けておくやつですねぇ」
天神(仁藤)  :「えぇ、これが持国天(横山)さんの【東門】そして広目天(河西)さんの【西門】、増長天(峯岸)さ
          んの【南門】、多聞天(北原)さんの【北門】です」
増長天(峯岸):「あー、やっぱり新品は綺麗でいいわ! 早速掛け替えようー、ありがとうー」
       (何故か、言葉の節々に上から目線が感じられる増長天であった)
持国天(横山):「あれっ? 何か文字の書体が前と違いません?」
天神(仁藤)  :「今回は、最近下界で流行っている”エムエス明朝”で書いてみました」
持国天(横山):「へぇー、これもいいですね、前の相撲の四股名のような書体も面白かったけど、スッキリして特にこの
          部分の”トメ”とか”ハライ”が気に入りました」
天神(仁藤)  :「そうですか、そう言って頂けると嬉しいです」
持国天(横山):「やっぱり、書道は天神さんには誰も敵いませんからねぇ」
天神(仁藤)  :「いやいや、まだまだテッペンの腕前ではないですよ」
持国天(横山):「またまたご謙遜を! じゃあ、これから《神ノ域》の方にも?」
天神(仁藤)  :「はい、お邪魔させていただこうと思ってます」
持国天(横山):「それではお気をつけて、帰りにまた寄って下さいねぇ」
天神(仁藤)  :「はい、有難うございます、それでは失礼します!」
       (天神は門を後にして、天界へと出発してして行った)
 
1-2
帝釈天(宮澤):「阿修羅(梅田)、また反旗を翻すの!」
阿修羅(梅田):「人聞きの悪い言い方はやめて”挑戦”と言ってくれない、過去にあなたに敗れて”仏の守護神(アンダ
          ーガールズ)”になったけどそこでセンターを張って POWER も回復し、また上を目指したく
          なっただけ!」
帝釈天(宮澤):「だってあなたは戦いに敗れて仏の守護神になってから、私や不動明王(秋元)金剛夜叉明王(増田)と、
          いままで仲良くやって来たじゃない、それって偽りだったの!」
阿修羅(梅田):「DiVA 軍団? ・・・ぁ・ま・い・!」
帝釈天(宮澤):「えっ?」
阿修羅(梅田):「あなたは、甘いわ! 確かにあの時は数であなた達の帝釈天軍に負けたけれど、今でも私の阿修羅軍は
          ”この世の最強軍”と自負しているし、なにより今回は応援も沢山来てくれたからね」
帝釈天(宮澤):「応援?」
阿修羅(梅田):「アレッ? 私がタダで転んで起きると思っていたの?」
帝釈天(宮澤):「そんな・・・」
阿修羅(梅田):「確かにこのまま仏の守護神を続けようと思っていた時もあったけど、そこで色々な神や天に出会ってか
          ら考えが変わったの『本当にこのままでいいんだろうか』って思うようになっていったの、そんな時
          に歓喜天(松井J)や弁財天(松井R)鬼子母神、摩利支天らと出会ったの」
帝釈天(宮澤):「何で・・ 歓喜天、弁財天、鬼子母神、摩利支天が・・何で・・・」
阿修羅(梅田):「そんな時に例の観音菩薩の声を聞いたら、この三つの頭と六本の腕が芯から熱くなって来たの、それだ
          ったらもう一度《仏》に挑戦してやろうと思ったのよ」
帝釈天(宮澤):「よく考えれば分かるでしょ、天や王が如来や菩薩に勝てる訳が無いくらいの事」
阿修羅(梅田):「確かにそれは知っているけど、何もやらないよりは”何らかの結果”が出るんじゃない?」
帝釈天(宮澤):「だから、結果は目に見えてるって言ってるでしょう!」
阿修羅(梅田):「そう、だからやるの、それが”挑戦”なの!」
帝釈天(宮澤):「・・・分からない! ・・・・・・あなたが分からない!」
阿修羅(梅田):「それは”位置”だよ! あなたはあなたの上の梵天(板野)からこの須弥山でトップの座を譲り受けこ
          れまで長く暮らして来た安心感から来る”守利の姿勢”へと心が変わって行ったことじゃないの」
帝釈天(宮澤):「だってそれは当たり前じゃない! それが私に与えられた仕事だよ、ここで《神ノ域》に上がろうとす
          る者を捕らえなきゃ《神ノ域》がおかしくなってしまうでしょう! それは《仏》の意思に背く事に
          なるでしょう!」
阿修羅(梅田):「でもよく考えて! それって 大日如来(高橋み)・阿弥陀如来(大島)・釈迦如来(渡辺ま)・薬師
          如来(柏木)・観音菩薩(篠田)・弥勒菩薩(小嶋)・梵天(板野)の神七人が安心して暮らすため
          のものじゃないの!  絶対に《仏》の意思じゃないと思う!」
帝釈天(宮澤):「・だって・・それは・・・仕事だから・・・・当たり前・・・だ・・よ・ね」
阿修羅(梅田):「そぅ、そうだよね、でも私は ”位置”位 を目指すから、こんな所で油を売ってられないの、それに
          今頃は約束通りにみんなが動いてくれているはずよ」
帝釈天(宮澤):「えっ、約束? みんな? じ・時間稼ぎ・か! 阿修羅ーー! 嵌めたな!」
阿修羅(梅田):「だから甘いと言ったでしょ、オーイ! 阿修羅軍、進撃開始ーー!」
帝釈天(宮澤):「くそぉーーっーー」
        (帝釈天が唇を噛み締めながら、地団駄を踏んでいる)

1-3
鬼子母神(山本)  :「あれぇ、もしかして吉祥天(高城)さんですか?」
吉祥天(高城)    :「あー、これも違う! ポイ! これはどうかな?」
          (石に集中しているようで全然気が付いていない)
摩利支天(渡辺美):「あのー、もしかしてこの石を探しているんですか?」
吉祥天(高城)    :「えっ、あっ、それ! それそれ! それを探していたの! ありがとう」
摩利支天(渡辺美):「ごめんなさい、これはあげることが出来ないんです、私もいただいた物なので」
吉祥天(高城)    :「あっ、そうなんだ、それならしょうがないね」
摩利支天(渡辺美):「でも、この石がいっぱい取れるところなら知ってますよぉ」
吉祥天(高城)    :「うそー?本当に! ねっ、教えて、教えて!」
摩利支天(渡辺美):「いいですけど、ひとつ私たちにも教えてほしいことがあるんですけど、いいですか?」
吉祥天(高城)    :「うん、いいよ、何でも聞いて」
摩利支天(渡辺美):「それじゃお聞きしますけど、吉祥天さんの軍隊って今は何処に居られるんですかね?」
吉祥天(高城)    :「んー、確か、その辺に隠れていると思うけど? どうして?」
摩利支天(渡辺美):「だって、吉祥天さんお一人でこんな所に居て、もしかしたらって事があったら大変かなーと思った
            ものですから」
吉祥天(高城)    :「あー、ありがとう、でもうちの軍隊はいつも私がフラフラ外へ出ると必ず近くで私を見守っていて
            くれるんですよ」
鬼子母神(山本)  :「えー、羨ましいですねー、うちらの軍隊にも”つめの垢”を飲ませたいですよぉ」
吉祥天(高城)    :「えー、本当に!ありがとう」
摩利支天(渡辺美):「実は、その石は 尼民達羅山 の外海の先の鉄囲山に沢山あるそうですよ」
吉祥天(高城)    :「わー、そんなに遠いところに有るの・・・どうしようかな・・・あまり遅くなって帝釈天にばれる
            と怒られそうだし・・・」
摩利支天(渡辺美):「あれ?行かれないんですか?うわさでは”天界一のトレンドアイテム”って言って、みんな掘り起
            こしているそうですから、もしかするとあともう少しで無くなるかも知れませんよね?」
吉祥天(高城)    :「えー、うそ、嘘! ・・んんんーー・・やっぱり行く!(しばらく迷ったようだが石を選んだみた
            いだ)」  
           ヒューーーー(吉祥天は一目散に駆けて行った、その後を追うように軍隊が移動し始めた)
鬼子母神(山本)  :「さすが、摩利支天! 悪よのぉー」
摩利支天(渡辺美):「えっ、私のニックネーム知らないんですか『ワルキー』ですよ、”釣り”は得意ですよ」
鬼子母神(山本)  :「何や、そのままやないかーい!」
摩利支天(渡辺美):「でも、これで須弥山の帝釈天の館の守りもいなくなりましたよ」
鬼子母神(山本)  :「そうだね、後は阿修羅軍と共同で四つの門番を順番に倒していけば須弥山も取れるぞ! みんな行
            くよー」
          (遠くの山々の陰から、鬼子母神と摩利支天の軍隊が動き始めたようだ)



本日はここまで です。
改行修正すると元に戻ったりと、上手くいかないので読みにくいと思いますがこのままにします。
(手直ししましたが多少のズレはあります)

FICTION - AKB48 『ブッドウ』

最近、何とか20人位は顔と名前が一致する様になってきました。
6月6日の総選挙をTVで見て、12.13.14.15位の河西智美・北原里英・峯岸みなみ・横山由衣の四人がそれぞれ五百票差で綺麗に並んでいたのを見て、これって須弥山の門を守っている 四天王 に ピッタリだ! と思い、

西 を守る 広目天 を 河西智美
 を守る 多聞天 を 原里英
 を守る 増長天 を 峯岸みなみ
 を守る 持国天 を 横山由衣 (京都から東京へ来て活躍するので、西からへと移動したと言う事で)

それなら、他のメンバーも上手く当てはまる神様はいないかなと思っていると、意外とすんなりはまってくれたので。
だったら卒業する前田敦子を釈迦にして何か 『物語り』 が出来ないかなぁと思って少し書いてみました。
『 仏への道 (ブッドウ) 』


総選挙の結果をこんな感じで攻守に別け設定してみて、三ヵ所(神ノ域 ・ 須弥山 ・ 須弥山を囲う山々)でのストーリー展開を考えてみました。

AKB48の卒業を仏への解脱になぞらえて、如来 ・ 菩薩 ・ 明王 ・ 天 がそれぞれ上を目指していく感じにしてみようと思いました。

動画サイトを覗いたり、ニュースやTV番組で見た印象を元に キャラクター付けをしてみました。
あくまでも、私個人の 妄想の世界 の話です。

と、言っても 『 プロローグ 』 しか書けていないんですけど ・ ・ ・ 、明日から貼っていきます。

2012年6月19日火曜日

台風4号

今、結構良い音をたてて強い風が吹いています。
6月に上陸する台風も久しぶりです。
よく台風は、進行方向の右側に被害が出ると言われていますがあまり気にしていなかったもので
『 位置 』 と 『 リアルタイムの雨量 』 を見比べてみました。
22時の位置とリアルタイムの雨量

気象庁 台風情報 より

 国土交通省 防災情報提供センター より

確かに、右側に集中していますね。
ただ、被害は  ばかりではなく  もあるので 一概には言えませんが、大きな被害が出ない事を祈るばかりです。

2012年6月17日日曜日

無い! 無い!

GSU★PARA さん の掲示板がーー、記事内容がーーー無い! 消えてるーーーーーー!!!

最近までの記事内容って、何処行ったんだろう?
オールクリア されちゃったのかな?
テキストのバックアップ ・ ・ ・ 忘れてた ・ ・ ・ ・ ・ 



元に戻ってました。  m(_ _)m

2012年6月11日月曜日

HONDA_S2000

もしも 新しい 《 Honda S2000 》  を一般応募したら、入賞しちゃうかもしれませんね。
アメリカの学生さんが考えた Honda S2000  が話題になっていました。




デザイン から モデリング そして レンダリング と 3DCG を駆使して作成されています。

かっこいいか? 実用化は可能か? 安全性は図れるのか? は さておき、今やプレゼンもリアルにソフトさえ使えれば誰にでも出来る時代になって来ていますね。
これからは、メーカー目線でなく消費者目線のデザインが増えてくるんでしょうか?

もちろん SketchUp でモデリングして、他のレンダリングソフトに受け渡せば同様に可能です。
でもその前に、センスが有るか無いかが一番の問題か ・ ・ ・ m(_ _ )m

2012年6月7日木曜日

DraftSight

メールが届いてました。
AutoCad に似た、DWGファイルが開ける 2Dcad のDraftSight がバージョンアップしました。
                              DraftSight V1R2.0   ←

JWW用に、 DXFに変換して使っています。

 3D化するときはそのままDWGファイルをSUのVer6.4や7.1で開いてます。